育毛剤を使えば白髪のケアにもなるって本当なの?

育毛剤

育毛剤で白髪ケアができるの?

髪の毛を見ていたら、「あっ!白髪が!」なんて経験はありませんか?

白髪があると、一気に老け込んだ気がしてしまいますよね。

できるなら、髪の毛を芯から黒く戻したいと考えている方も少なくないでしょう。

髪の毛といえば、育毛剤を使ってヘアケアをする方法があります。

では、育毛剤で白髪までケアをすることは可能なのでしょうか?

今回は、育毛剤と白髪の関係についてご紹介します。

そもそも白髪はなぜ増えるの?

白髪のケア方法をご紹介する前に、白髪が増えてしまう原因について解説します。

そもそも、髪の毛が黒く見える理由は、髪に含まれているメラニン色素によるものです。

この色素のもととなる物質を「メラノサイト」と呼びます。

メラノサイトの量が多ければ、メラニン色素が多く作り出され髪の毛は黒色になります。

反対に、メラノサイトの量が減少すれば白髪になるのです。

では、なぜメラノサイトの量が増減してしまうのでしょうか?

成長ホルモンの分泌が減るか

年を重ねるごとに、白髪が増えていってい方も多いのではないでしょうか?

これは、加齢すると成長ホルモンの分泌が減少することが原因です。

成長ホルモンには、細胞分裂をさせて新陳代謝を促す働きがあります。

若ければ、髪の毛が活発に細胞分裂すると同時に、メラニン色素を作り出します。

しかし、成長ホルモンの分泌が減ると細胞分裂の働きが衰えていきます。

これと同時に、メラニン色素を作り出す働きも衰えてしまうのです。

ケラチンの量が変動するから

髪の毛の主成分は、ケラチンと呼ばれる成分です。

ケラチンは、タンパク質をアミノ酸に分解して作られます。

ケラチンは、18種類のアミノ酸で構成されています。

そのうちの1つに「チロシン」と呼ばれるアミノ酸があります。

チロシンがメラノサイトと「チロシナーゼ」酵素が結合すると、メラニン色素が生成されます。

つまり、ケラチンの量が減るとチロシンの量も減りるため、メラニン色素が生成されなくなっていきます。

活性酸素が分泌されるから

活性酸素は、体内のウイルスや細菌を倒す働きがあります。

しかし、その一方で活性酸素は体の酸化を引き起こしてしまう原因にもなります。

体の酸化が起きると、細胞を攻撃し、老化を促進させてしまいます。

さらに、活性酸素は毛母細胞に蓄積されていきます。

すると攻撃された毛母細胞は、髪の毛を成長させる力が衰えたり、メラニン色素が作りにくくなったりします。

この状態が続くと、白髪が増えてしまうのです。

育毛剤の役割とは?

白髪が増えてしまう原因として考えられるのは、以上のとおりです。

では、育毛剤にはこのような原因を抑える効果があるのでしょうか?

一般的に育毛剤に期待できる役割は、以下の3つです。

  • 頭皮環境を整える
  • 頭皮の血行促進をする
  • 頭皮の雑菌繁殖を防ぐ

パッと見て、頭皮に働きかける作用があることが分かるかと思います。

では、髪の毛ではなく頭皮への働きかけで白髪は防げるのでしょうか?

まずはこの3つの役割について、詳しく解説します。

頭皮環境を整える

育毛剤は、健康な髪の毛へ導くためのヘアケア用品です。

健康な髪の毛にするためには、頭皮環境が整っている必要があります。

例えば、頭皮の皮脂バランスが悪く皮脂の過剰分泌が起きると、皮脂が毛穴に詰まってしまいます。

育毛剤には、このような皮脂の毛穴詰まりが原因で起きる抜け毛を抑えるはたらきがあります。

また、それと同時に頭皮の保湿をします。

頭皮が保湿されると、乾燥による皮脂の過剰分泌を予防することができるのです。

頭皮の血行促進する

髪の毛を成長させるためには、血行がいいことも大切なポイントです。

なぜなら、髪の毛に必要な栄養素は、血液とともに運ばれてくるためです。

すなわち血行不良は、髪の毛が栄養不足になる原因となってしまうのです。

そのため、育毛剤には血行促進作用のある成分が配合されています。

髪の毛の栄養不足は、髪の毛がやせ細り、抜け毛を引き起こす原因となります。

育毛する上で血行を促進させるのは、とても重要といえるでしょう。

頭皮の雑菌繁殖を防ぐ

育毛剤には、抗菌・殺菌作用がある成分を配合しているものが多くあります。

頭皮には、さまざまな常在菌が存在しています。

常在菌は、健康な状態であれば悪影響を及ぼすことはありません。

しかし、頭皮環境が悪かったり、傷があったりすると雑菌が繁殖してしまいます。

すると常在菌バランスが崩れ、菌の繁殖が起きてしまいます。

育毛剤は、頭皮の雑菌の繁殖を抑え、髪の毛の成長を促すのです。

育毛剤は白髪ケアに効果あり?

ここまで、白髪が起きる原因と、育毛剤の効果をご紹介しました。

結論として、育毛剤には白髪ケアの効果はありません。

白髪が増えるのは、成長ホルモンやケラチン量の増減が原因でした。

しかし、育毛剤には成長ホルモンの分泌やケラチン量を増やす作用はありません。

そのため、白髪ケアをするのであれば、育毛剤以外の方法を考える必要があります。

育毛剤では効かない!白髪ケアに必要なことって?

白髪をケアするためには、これ以上白髪を作り出さないようにすることが大切です。

すでに白髪として生えてきた髪の毛は、黒い色には戻りません。

しかし白髪の中には、髪の毛の毛先や、真ん中だけが白くなっているものがあります。

つまり、白髪の下から新しく生えてくる髪の毛を黒色にすることはできます。

では白髪ケアとはどのようにすればいいのでしょうか?

下記で、その方法をご紹介していきます!

ストレスを溜めない

ストレスは、黒々とした髪の毛を目指す方にとって大敵です。

ストレスが溜まると自律神経が乱れるため、適度に発散しましょう。

自律神経の乱れは不眠や食欲不振、血行不良などが起き、髪の毛の健康を損ないます。

さらに、ストレスが溜まり続けると体内の酸化を引き起こします。

体内の酸化は、前述のとおり白髪を引き起こす原因となってしまうのです。

タバコとお酒を控える

タバコを吸ったりお酒を飲んだりする習慣がある方は、それが白髪の原因かもしれません。

タバコとお酒を控えれば、白髪の生成を抑えられる可能性があります。

タバコには、血管収縮作用があるニコチンが含まれています。

血管が収縮すると、髪の成長が滞るだけでなくメラノサイトにも栄養が届かなくなります。

お酒の場合は、過度に摂取すると睡眠の質が低下します。

睡眠の質が下がると、成長ホルモンの分泌量が減少してしまうのです。

睡眠時間を十分に確保する

白髪を予防するためには、睡眠時間を十分に確保するようにしましょう。

理想的な睡眠時間は、人によって異なります。

しかし、多くの方にとって必要な睡眠時間は6~8時間と言われています。

また、睡眠時間だけではなく、睡眠の質についても見直してみましょう。

寝る前にスマホやパソコンなど、ブルーライトをみることが多い方は要注意です。

ブルーライトは脳を覚醒させる作用があるため、最低でも寝る1時間前には使用を避けましょう。

食事を見直す

白髪を増やさないためには、頭皮や髪の毛を健康にする必要があります。

そのため、食事を見直して、栄養バランスを整えるようにしましょう。

白髪に悩まされている方の中には、食事が偏っているという方も多くいます。

とくに髪の毛に必要なのは、タンパク質・ミネラル・ビタミンです。

また、チロシンはアーモンドやバナナ、納豆に豊富に含まれています。

チロシンは色素に必要な成分なので、こちらも積極的に摂るようにしたいですね。

育毛剤で黒くならないならヘアカラーで!

残念ながら、育毛剤には白髪を黒くする効果は期待できませんでした。

白髪は気にしすぎると、それがストレスになって、より白髪を増加させてしまうことも。

そのため、白髪が気になる時にはヘアカラーで黒く染めてしまいましょう。

ヘアカラーの中でも、髪の毛にとって負担になりにくいトリートメントタイプがおすすめ

以下に、トリートメントの白髪染めを3つご紹介しますので、こちらもチェックしてみてくださいね。

利尻ヘアカラートリートメント

利尻ヘアカラートリートメントは、北海道の名産品「利尻昆布」を配合したトリートメントです。

2009年に発売されて以降、累計販売本数は1900万本にのぼります。

白髪用ヘアカラートリートメントブランドシェアで第1位に輝いた、人気のトリートメントです。

こちらは、髪の毛の表面に色付けするヘアマニキュアタイプなので、髪の毛にかかる負担が少ないことが特徴です。

さらに、28種類の美髪成分による、髪の毛のケア効果を期待することができますよ。

POLAグローインショットヘアカラートリートメント

POLAより発売されている、グローインショットヘアカラートリートメント。

トリートメントには、タンパク質とミネラルを豊富に含んだ黒米エキスが配合されています。

さらに、5種類のセラミドと14種類のアミノ酸、トチャカエキスによって、髪の補修を促します。

また、3種類の浸透型コラーゲンとオタネニンジン根エキスによる、美容効果が期待できますよ。

紫の高級感あふれるパッケージが、女性のおしゃれ心をくすぐる商品です。

DHCQ10クイックカラートリートメント

さまざまな美容用品を販売するDHCからも、ヘアカラートリートメントが発売されています。

1回あたり5分、毎日使用することで徐々に黒く色付いていきます。

一気に暗くなりすぎないため、自然に染めることができますよ。

また、マイナスイオンの作用でカラーリングするため、髪の負担がありません。

極小分子の成分が、白髪をしっかりと染め上げてくれますよ。

さらに、髪の毛にツヤをもたらすために大事なキューティクルも同時にケア。

そして美容液成分、コエンザイムQ10には、髪の毛のダメージを補修する効果が期待できますよ。

まとめ

今回は育毛剤と白髪の関係についてご紹介しました。

髪の毛の成長を促す育毛剤には、残念ながら白髪を改善する効果はありません。

育毛剤はあくまで、髪の毛を太く健康にするためのものです。

髪の毛やせ細りが気になる場合には、もちろん育毛剤もおすすめですよ。

しかし、白髪ケアだけであれば、生活習慣を見直すと改善できるかもしれません。

白髪を防ぐためにも、今日からさっそく生活習慣を改めていきましょう。