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頭皮がカサカサしてかゆい…
頭がなんだか、かゆい…。
つい頭に手がいって、無意識にポリポリ掻いてしまっている。
ふと気が付いたら、肩に真っ白なフケがたくさん落ちている…。
そんな経験はありませんか?それは、頭皮がカサカサに乾燥しているサインです。
頭皮がカサカサするのはなぜ?
どうして頭皮がカサカサしてしまうのでしょうか?
それは、頭皮の皮脂と水分のバランスがくずれてしまっているからです。
頭皮の皮脂は、多すぎても少なすぎても乾燥の原因になります。
それでは、なぜ皮脂と水分のバランスがくずれてカサカサになってしまうのでしょうか?その原因を探ってみましょう。
ドライヤーのやり過ぎ
洗髪後にしっかりヘアドライするのは重要ですが、ドライヤーのやりすぎは頭皮のカサカサの原因になります。
完全に乾ききった後でも熱風を当て続けると、頭皮の表面温度は急激に上昇します。
そして、ドライヤーを停止しても余熱による乾燥が続くため、頭皮が過剰に乾燥してしまうのです。
ドライヤーのやりすぎには注意してくださいね。
また、乾燥させたくないと髪と頭皮を濡らしたままでいるのも、それはそれで問題です。
雑菌が繁殖してしまう原因にもなりますし、髪のキューティクルも痛んでしまいます。
後ほど、正しいヘアドライ方法については詳しくご説明していきますね。
洗髪方法が間違っている
シャンプーのしすぎで頭皮がカサカサになっている人も結構いらっしゃいます。
すでに頭皮がカサカサになっている人ほどシャンプーをしすぎてしまうことがあるのです。
頭皮が乾燥すると角質がはがれてフケになるので、不潔な印象をなんとかしようとして、一日に何回もシャンプーしようとしてしまうからです。
フケの元を全て洗い落とそうとして、ゴシゴシ頭皮をこすったり…。残念ながらその行動は、さらに乾燥を進ませてフケを増やしてしまいます。
肩にフケが落ちていると確かに印象が良くないので、改善したい気持ちはわかります。
しかしフケを無くすより、フケの元になっているカサカサを無くす対策をしましょう!
洗浄力が強いシャンプーを使っている
洗浄力の強すぎるシャンプーも、頭皮のカサカサを誘発します。
シャンプーは一日に1回だけ、としている人でも、洗浄力が強すぎるシャンプーだと、その1回だけで洗いすぎてカサカサになってしまうんですね。
ドラッグストアやスーパーで売っている高級アルコール系シャンプーなどは、特に洗浄力が強い成分が配合されているので注意が必要です。
では、頭皮のカサカサを改善するためにはどんなシャンプーを使えば良いのか?
これについてもまた、後ほどご紹介しますね。
乾燥した空間にいる
空気が乾燥した場所に長くいると、お肌が突っ張ってきたり、唇がカサカサになったりしますよね?
それと同じことが、頭皮にも起こっています。
髪の毛におおわれているために体感しづらいですが、空気の乾燥は、全身の肌の水分をうばっていってしまいます。
冬場の乾燥だけでなく、現代の生活では夏のエアコンによる乾燥にも注意が必要です。
一晩中エアコンをかけっぱなしで就寝する人も増えていますから、寝ている間にどんどん水分がうばわれていくことにもなりかねません。
夏も冬も、しっかり乾燥対策をしましょう。
睡眠不足やストレス
寝不足になったり、ストレスが多い生活をしていても、頭皮が乾燥してカサカサになってきてしまいます。
精神的・肉体的に負荷が高い生活を送っていると、ホルモンバランスがくずれてきてしまいます。
頭皮環境には男性ホルモン・女性ホルモンともに大きく関わってきますから、睡眠不足や過度のストレスは、健康にも頭皮にも良くありません。
とはいえ、睡眠中に頭皮がかゆいと、さらに寝不足にもなってしまいますよね。
まずはしっかり頭皮のカサカサを改善して、かゆい頭皮を治していくことが大切です。
食生活の乱れ
栄養バランスの悪い食事は、頭皮環境を悪化させてしまいます。
さらに気をつけておきたいのは、コーヒーや紅茶などカフェインを多く含む飲み物です。
カフェインには血管を収縮させる作用がありますので、身体が冷えて肌が乾燥しがちになります。
また、利尿作用もあるので、おしっこで体内の水分が出ていってしまう原因にも。
お酒で言えば、ビールにも利尿作用があるので身体がカサカサにもなりやすいですね。
頭皮がカサカサするときの対処法を紹介!
かゆい頭は早めに治して、カサカサのかゆみに悩まされない日々を取り戻しましょう!
ここからは、頭皮のカサカサ改善に役立つ対処法をご紹介します。
頭皮に優しいシャンプーを使う
毎日頭に直接つけるシャンプーですから、その品質が頭皮環境を良くも悪くもすることはお分かりでしょう。
カサカサ改善のためには、頭皮に優しいシャンプーを選びたいですね。
前述のとおり、高級アルコール系シャンプーは洗浄力が強すぎるため、皮脂を過剰に洗い落してしまう恐れがあります。
頭皮がかゆい人には、洗浄力が強すぎないアミノ酸系シャンプーを使用することをおすすめします。
洗浄成分だけでなく保湿成分もたっぷり配合されているシャンプーが、カサカサ改善のためには望ましいですね。
今回は、保湿に優れていると特に評判の高いシャンプーを、いくつかご紹介します。
チャップアップシャンプー

チャップアップシャンプーは、抜群の保水力が人気のシャンプーです。
カサカサ対策シャンプーとしてぴったりですね!
頭皮はもちろん、髪の毛1本1本まで水分がキープされて、しっとりうるおった髪になれると評判が高いです。
乾燥してカサカサの人とは逆に、頭皮がベタつくオイリーヘアの人にもチャップアップシャンプーは人気があります。
保水力だけが優れているのではなく、皮脂も適切な状態にしてくれるバランス感覚のよさが魅力的ですね。
男性・女性関係なく使用できるので、汎用性の広さも人気のポイントです。
haruシャンプー

haruシャンプーは、100%天然成分を使ったノンシリコンシャンプーです。
シャンプー後のリンスやコンディショナーが不要なほど、洗い上がりの髪しっとり!
さらに、頭皮環境を改善させる22種ものアンチエイジング成分が配合されています。
乾燥した頭皮もしっかりケアされて、カサカサした頭皮も改善が期待できますね。
haruシャンプーの開発コンセプトは「見た目マイナス5歳の黒髪」
頭皮のカサカサ対策だけでなく、髪からアンチエイジングしたい女性にぴったりのシャンプーです。
ZACCパールリッチシャンプー
ZACCパールリッチシャンプーは、ダイエットなどで髪がパサついてしまった人などにおすすめできるシャンプーです。
青山の有名美容室ZACC raffineのカリスマ美容師が開発した、カサカサなどのダメージケア用のシャンプーなんですよ!
髪と頭皮を守るために、ZACCパールリッチシャンプーでは低刺激な洗浄成分を採用しています。
その代わり天然の炭もプラスして、しっかり汚れは落してくれますよ。
保湿成分などの有効成分も美容液なみです。すべて天然由来の贅沢なボタニカル成分に加え、新成分のブラックパールも配合。
真珠で髪と頭皮を守るなんて、使うだけでリッチな気分になれそうですね。
頭皮ローションやオイルを使う
シャンプーはあくまでも、頭皮の汚れを落すための品物です。
ですからカサカサを改善させていくためには、シャンプー前後のヘアケアが効果的です。
積極的なカサカサ対策をするためのケアアイテムも、あわせてご紹介しましょう。
ケアアイテムを選ぶ際には、ローションタイプやオイルタイプなど、テクスチャーの好みも考えて選ぶのがポイントです。
今回は、カサカサ対策ができるローションタイプとオイルタイプのケアアイテムを、ひとつずつピックアップしてみました。
花王 キュレル 頭皮保湿ローション
キュレル 頭皮保湿ローションは、繰り返しやすい頭皮のカサカサやフケ、かゆみを改善する花王の保湿ローションです。
うるおい成分のセチルPGヒドロキシエチルパルミタミドとユーカリエキスを配合しています。
ノンオイリーなのでベタつかず、頭皮にさらっと潤い成分がなじみます。
カサカサが気になったときにいつでも使えますが、メーカーが推奨する使用タイミングはシャンプーの後です。
軽くタオルドライした後、ダイレクトタッチノズルでカサカサが気になる箇所に直接ぬります。洗い流す必要がないから、面倒もないですね。
ナチュラルオーケストラ オーガニックホホバオイル
ナチュラルオーケストラ オーガニックホホバオイルは、純度100%のホホバオイルです。
頭皮だけでなく全身に使えるオーガニックオイルとして、汎用性が高いのが魅力です。
ナチュラルオーケストラ オーガニックホホバオイルのカサカサケア方法は、シャンプー前にホホバオイルをたっぷり付けて、頭皮を優しくマッサージします。
蒸しタオルで15分くらい蒸らすと、さらに効果が増すのでおすすめです。
ホホバオイルは、腐敗しにくく酸化もしにくいという特徴があります。その安全性は医療界からもお墨付きです。なんと、人工心臓の潤滑油としても使用されているんですよ。
非精製オイルなので、ビタミンやミネラルなどのホホバオイルの有効成分も100%頭皮に与えることができますね。
洗髪方法を見直す
いくら評判が高いシャンプーやケアアイテムを使っていても、ヘアケアのやりかたを間違えていると、せっかくのカサカサ対策も効果が半減します。
この機会に正しいシャンプーのやりかたを再確認して、洗髪方法の見直しをしましょう。
正しいシャンプーのポイントは「予洗いをする」「シャンプーは泡立ててからつける」「しっかりすすぐ」の3つです。
予洗いは、先に汚れを洗い流しておく効果に加えて、お湯で毛穴を開かせて洗浄成分を毛穴に届かせる効果もあります。
シャンプーを泡立ててからつけることは、シャンプー原液による過度な刺激を避ける効果がありますね。
しっかりすすぐことは、シャンプー液が頭皮や身体に残留して、肌荒れや毛穴詰まりをしてしまうのを防ぐために大事なことです。
上記の3つを意識して、正しい洗髪をしたいですね!
ドライヤーのやり方を見直す
シャンプー後のドライヤーについても、この機会に再確認しておきましょう。
お風呂上りに髪を乾かさず、自然乾燥している人はいますか?
髪を濡らしたままでいることは、逆に頭皮を乾燥させる原因になります。
そのため、ドライヤーできちんと乾かしましょう。
お風呂から上がったらタオルドライで軽く水分を取り、その後、5~10分程度ドライヤーをかけてください。
目安としては、髪の水分が8割くらい乾くくらいまで熱風をあてましょう。
その後はクールモードや送風に切り替えて、頭皮をクールダウンさせながら最後まで乾かします。
髪を乾かし終えてから、優しくブラッシングして仕上げます。
正しいヘアドライが頭皮の乾燥防止につながることを、ぜひ覚えておいてくださいね。
生活習慣を改善する
普段の生活習慣を見直すだけでも、カサカサ頭皮の改善には大きな効果がありますよ!
まずは睡眠!
シンデレラタイムと呼ばれる夜10時から翌2時までの時間帯にできるだけ眠るようにして、頭皮が整う時間を作ってあげましょう。
次に食生活の改善!
ジャンクフードばかりの食事では、頭皮のうるおいがどんどん失われていきます。
ビタミンやミネラルなど、頭皮に良い栄養素をしっかり摂って、頭皮にも栄養分を与えてあげましょう。
そしてストレス解消!
とはいえ、まったくストレスがない生活を送ることはできません。
大事なのは適度にストレスを発散すること。趣味やスポーツの時間を使って、上手にストレスを発散する場所を作ってあげてくださいね。
頭皮がかゆい時のNG行動
頭皮がかゆいと、ついポリポリ掻いたり、ペチペチ頭を叩いてごまかしたくなりますね。
気持ちはわかりますが、それはNG行動ですよ。
頭皮を傷つけてしまう可能性がありますので、できるだけ我慢しましょう。
頭皮に限らず、身体がかゆい時に我慢する方法として有効なのは、何か他のことをして意識をそちらに集中させることです。
なかなか難しいとは思いますが、本やゲームなど、集中しやすいものを用意しておいても良いでしょう。
睡眠中など、無意識に掻いてしまうような場合に備えて、爪を短く切っておくのも頭皮の傷つけ防止になります。
頭皮のカサカサを放っておくとどうなる?
頭皮がカサカサしはじめてきた人が、もしそのままカサカサを放置しておくとどうなるでしょうか。
「頭がかゆいなー」と思ったまま放っておくと、乾燥した頭皮の角質がはがれて、やがてフケが大量発生してきてしまいます。
それだけでなく頭皮のターンオーバーが乱れて、抜け毛や薄毛になる可能性も!
たかが「かゆい」だけと軽視でず、なるべく早めに対策を打っていくことが必要です。
どうしてもカサカサが治らない場合は?
カサカサが長引いて悪化してしまった場合、自力で治すのは困難です。
上記の対処法を実践してもカサカサが治らないときは、皮膚科などの病院やクリニックで診てもらいましょう。
もちろん悪化する前の軽症な状態であっても、早めに専門家に診てもらうのはとても良いことですよ。
頭がかゆいのが我慢できない人も、かゆみがストレスになる前に、早めに受診するようにしてくださいね。
頭皮のカサカサには気をつけよう!
たた頭がかゆいだけ、たかがカサカサとあなどって油断するのは、問題の長期化や悪化につながります。
頭皮が乾燥する原因を理解して、適切な対処法で早期に治療することが重要です。
カサカサ頭皮とかゆい頭とは、早めにお別れしましょう。
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